沖縄では飲んだ後の締めのラーメン・・・ではなく締めのステーキという文化があるほどステーキ文化ぎ根付いています。
実際、締めにステーキを食べる習慣が定着しているわけではないようですが、それだけステーキ店が多いと言われています。
ステーキといえば東京発の「いきなりステーキ」が全国チェーンとして急拡大しましたが、2019年12月期に営業赤字に転落し、いきなり閉店ラッシュへ。
その裏で着実に拡大してきたのが沖縄発の「やっぱりステーキ」でした。
ステーキ食べるならやっぱり沖縄?
沖縄のステーキの歴史はアメリカ統治時代の名残りと言われています。
彼らの母国での食文化、そして本土より牛肉の輸入関税が低かったのもステーキ店が増えた理由と言われています。
やっぱりステーキは2015年2月に1号店を出店し、2021年11月時点では沖縄島内で25店舗、本州で46店舗、やっぱりグループの姉妹店舗4店舗を含めれば全国75店舗に急拡大!
ですが、沖縄では老舗のステーキ店も多く、その中には1953年に創業したお店もある中での快進撃はやっぱりステーキの支持される秘密があるのかもしれません。
やっぱりステーキ始まりの1号店へ
沖縄の中心部、那覇・松山エリアにあるカクテルプラザという雑居ビル、その1階にやっぱりステーキ1号店「やっぱりステーキ1st」があります。
- やっぱりステーキ1st カクテルプラザ店
- 〒900-0032
- 沖縄県那覇市松山1ー34ー3 カクテルプラザ1F
- TEL:098-863-2929
- 席数:28席
- 定休日:年中無休
- 駐車場:有り
カウンター6席から始めた小さなお店だったやっぱりステーキ、手狭になった現在は当初の場所は使用しておらず、斜め向かいの店舗で営業しています。
サラダ、スープ、ご飯の食べ放題が付いたステーキセットを1,000円から味わえる低価格帯が魅力だったのですが、2021年9月1日からグランドメニューの価格改定!
一番人気のミスジステーキ150gも1,200円に値上げされていましたが、とりあえず券売機で食券を買ってから入店します。
やっぱりステーキカラーともいえるオレンジで統一された店内。食券を店員へと渡した後はごはん、サラダ、スープなどをセルフで用意、これもやっぱりステーキスタイル。
ごはんとサラダをお皿に盛り、スープを注いで席に着くとすぐに運ばれてくるステーキ。
富士山の溶岩石で作られたという熱々のプレートには見ためしっかりと焼かれた塊肉!厚みがある赤身ステーキは存在感がありますが、どこか乾いた感じもしますね。
しかし、切ってみるとなかなかのレア。
しっかり焼けている表面は薄く、中まで火が通っていないのには溶岩石で作られたプレートによるものなのでしょうか。
塊肉をレアで提供されるのには、これぞステーキ!と思わせる見た目と時間経過で焼かれていく楽しみも美味しさのひとつとしているようです。
レア状態のお肉を熱々の溶岩プレートの上でカットしていくと、一気にジュワ~っと食欲をそそる音と煙が出てきます。
カットしたステーキは自分好みに焼き上げていきましょう。
カットしたステーキが硬くなってしまう前に実食!
美味しい・・・かもしれない、いや、美味しいと言えるのかわかりませんが、柔らかいけど筋っぽくてぱさぱさしているのが最初に感じた印象です。
レアのステーキを見た時は食欲をそそる見た目にかなり期待しましたが、コスパ重視のステーキだとしょうがないのかもしれません。
ステーキのタレが豊富なのは嬉しい
ジューシーとはいいがたいステーキでもタレによっては美味しも倍増。
沖縄のステーキといえばA1ソース!やっぱりステーキにもA1ソースがありますが、ほかにも和風だれやオニオンソース、シークワーサーぽん酢やフルーツソースまであります。
刻みわさび、刻みにんにく、にんにく味噌など、薬味も含めると11種類もあるので最後まで飽きることなく食べることができますね。
やっぱりステーキのおすすめは、和風甘だれ×わさびの組み合わせ。
A1ソースは酸味が強いので好みが分かれるかもしれません。
コストパフォーマンスはだけじゃない、いろんなタレや薬味を試して自分好みの味にできるがやっぱりステーキの魅力のひとつ。
ただ、今回は沖縄の1号店にまで食べいったミスジステーキは肉がぱさぱさしていたので、やっぱりというよりがっかり。
沖縄のステーキ文化を発信するためにも美味しいステーキを提供してほしいですね。