出張カキ小屋「牡蠣奉行」をご存知でしょうか?
東日本大震災で被災した宮城県石巻市の牡蠣を多くの人に食べてほしいと、全国各地で展開する冬季限定の東北復興支援イベント。
震災を風化させない取り組みはいいことですね。
そんな宮城県石巻の牡蠣を楽しめる海鮮BBQがマリノアシティ福岡にて2024年1月19日~2月25日の期間限定でオープンしています。
出張カキ小屋「牡蠣奉行」ってどんなイベント?
産地から直送された旬の牡蠣を屋外の特設会場で楽しむことができる出張カキ小屋。
風評被害に遭った宮城県の牡蠣を多くの人に食べてほしいと、復興支援価格として格安で提供しているのだとか。
実際に出張カキ小屋の牡蠣奉行へ言っていきました!
テントが並べられた特設会場、その入口には当店のシステムと書かれた看板。
そこで初めて席料がかかることを知る・・・。
炭代として1人390円が必要とのこと。
トレーが置いてあり、そこで牡蠣やほかの食材などを取って会計、その後に席に移動するシステムのよう。
牡蠣は瀬戸内産の牡蠣、チラシでは復興支援価格で1,200円の牡蠣が半額の660円と書いてありましたが、1,000円が660円のよう。
小粒で量も少なく、席料と合わせたら1,050円。
この時点で牡蠣奉行に来たことを失敗した気分になったきました。
岩手県産の大粒牡蠣もありますが、4個で1,200円。
ですが、失敗した気分になっている状況で食べる気にもならず。
あわび、ほたて、さざえといった貝類のほか、カキ汁、カキフライ、カキ飯、ほっけの開きなどのサイドメニューは豊富にあります。
焼き鳥やからあげといった魚介類が苦手な人でも一緒に楽しめるメニューもあります。
せっかくの牡蠣小屋ということで、瀬戸内産牡蠣と一緒にカキフライとカキ飯を注文。
牡蠣は小粒なのでザルには9個~10個ほどが乗っています。
牡蠣小屋と言えば1kg入って1,000円ぐらいが相場ですが、重さは1kgもなく500gほど。
手に持つと指先程度のサイズ感。
トングで持つと隠れてしまいそうなほど小さい。
気を取り直してさっそく網の上に!
牡蠣の平たい面を下にし、蓋をして3分ほど待ちます。
3分経って蓋を外した牡蠣!
まだ中までしっかり火が通ってないようですが、蓋の隙間から見える感じは美味しそうですね。
牡蠣をひっくり返して蓋をし、再び3分ほど待ちます。
そろそろいい感じになってきました。
網から取って中を開けて見ると、サイズの割りにしっかりと身はつまっています。
加熱用牡蠣なので、思った以上に早く蓋が開いて、気がつくと焦げてしまうので注意が必要です。
2皿追加し、あっという間に完食!
しっかりと身がつまっているとはいえ、やはり小粒は小粒。
いくら数があっても小粒すぎて食べた感じはあまりしません。
カキ飯は作り置きなのでぬるく、ご飯もべちゃっとしている感じ。
入っている牡蠣も乾燥してパサパサ。
カキフライはまぁそれなりに美味しいかなという程度ですが、カキフライも出来合いなのでやっぱりぬるい。
牡蠣小屋といえばさざえやホタテ、えび、いかといった魚介類も楽しみの1つ!
いろんな食材を楽しもうと思っていましたが、これなら漁港にある牡蠣小屋に行った方が断然いい!と早々に退散することにしました。
牡蠣小屋は地元で食べるのが1番
宮城県石巻市の牡蠣を格安で提供する東北復興支援イベント。
ですが、席料も合わせれば1,050円。
しかも量は500gほどで小粒、格安どころか正直割高にしか感じない、東北復興支援イベントというより東北復興支援ビジネス。
スタッフもそこそこ多いのに、セルフサービスですのでと言って突っ立っているだけ。
うーん、これならちゃんとした牡蠣小屋に行くか、ウエストで焼肉と牡蠣食べ放題の方が間違いないですね!