食卓にパッと華を添えることができる伝統的なイギリス料理のひとつ、ローストビーフ。
牛肉の塊をオーブンなどで蒸し焼きにし、薄くスライスしたもので手間のかかる料理でもあります。
そんなローストビーフも最近ではフライパンで簡単に、そして時短でも美味しく味付けができる「ローストビーフの素」があります。
これだけでホテルのビュッフェやレストラン顔負けのローストビーフがつくれます。
ローストビーフの素でつくる簡単ローストビーフ
お肉さえあれば誰でもローストビーフが簡単につくれてしまうのが「ローストビーフの素」です。
まずは牛もも、牛方ロースなど牛肉のブロックを用意!
牛肉ブロックは焼く1時間前ぐらいから冷蔵庫から出して常温に戻しておくのがポイントです。
ローストビーフの素に入っている「下味まぶし粉」を牛肉ブロックにまんべんなくまぶします。
1面だけじゃなく、牛肉ブロック全体にしっかりとすりこみます。
そのまま5分ほどおくと下味まぶし粉が染み込んで色が変わっていくのでそれまで待ちましょう。
つぎにフライパンを用意します。
油がはねるので深めのフライパンがおすすめ!
油を入れ弱火から中火でこんがりと焼き色がつくまで焼きます。
焼き過ぎてしまうとローストビーフになりませんが、早すぎると表面だけになってしまいます。
焼き加減は牛肉ブロックの厚さ1cmにつき1分が目安、厚さが5cmあれば5分ということになりますね。
上下5分焼いたら残りの面は1分ほどでOK!
全体に焼き色がついたらフタをして2分を弱火で焼き、ひっくり返して同様に2分ほどフタをして弱火で焼きます。
赤ワインをかけて香りつけするのもOK!果実味や肉の旨味がしっかりと感じられます。
全体にきれいな焼き色がついたら牛肉を取り出し、ペーパータオルで表面の余分な油をふき取ります。
しっかりと油をふき取ったらアルミホイルで包み、30分~1時間以上置きます。
アルミホイルは2重にすると破れにくく、保温効果も高まります。
アルミホイルで保温するのがおいしさのポイントですので、しっかりと包んでください。
しっとりやわらかローストビーフ
ローストビーフがしっかり冷めたのを確認したらアルミホイルを開いて牛肉ブロックをカット。
焼き色のついた表面と、鮮やかな赤身肉のコントラストが綺麗な表面です。
表面がすこし焼けすぎな感もありますが、低温調理で食中毒の心配を考えたらこのぐらいがちょうどいいかもしれません。
花びらのようにローストビーフを重ねて盛り付けると中心までムラのない美しい仕上がりに!
ローストビーフは刺身を切る要領で、包丁の刃手前にすーっと引いて1回で切り終えるようにすると断面が凸凹にならず綺麗なスライスになります。
ローストビーフのソースも一緒についているのでソースをつくる必要もなし。
超簡単なのに絶品なローストビーフが完成です。
見た目だけじゃなく、味もしっかりとついているので自分でつくったものとは思えないほどのローストビーフになりました!
お手軽にローストビーフ丼
SNSで人気に火がついたローストビーフ丼ですが、ローストビーフがつくれればおうちでお手軽にローストビーフ丼が食べられます。
お店で満足できるほど食べようと思ったら1人で1,000円以上はかかるローストビーフ丼。
おうちでつくれば1,000円以内で家族分は余裕でつくれちゃいます
ローストビーフソースとたまごだけでも十分ですが、お好みで白髪ねぎ、にんにくチップ、マッシュポテトをのせるのもいいですね。
簡単でお手軽につくれるのホテルやレストランで食べるローストビーフと遜色ないものがつくれるのでおすすめ!
自分だけのローストビーフレシピを考えてみてください。