全国に231店舗を展開する「もち吉」は1929年9月1日に創業した業界第4位の米菓メーカー。
TO3の「亀田製菓」、「三幸製菓」、「岩塚製菓」がすべて新潟県にあってもち吉は唯一の福岡県。
その中でも全商品に国産米を100%使用しているのは「岩塚製菓」、「丸彦製菓製菓」と「もち吉」の3社だけなんだとか大きな水車が
もち吉の直方本店があるのは福岡県直方市。
そこから1.2km離れた場所にもち吉が運営する「もち吉 水車うどん」があります。
大きな水車がたたずむもち吉のうどん屋
福岡市から国道201号線を通り、飯塚市から国道200号線を北上していくと道沿いに出てくる大きな水車。
- もち吉 水車うどん
- 住所:〒822-0007 福岡県直方市下境1258-1
- TEL:0949-28-8015
- 営業時間:11:00~21:00
- 定休日:不定期
- 駐車場:有
- URL:https://www.mochikichi.co.jp/shop/detail/318
この大きな水車があるうどん屋、その名も「もち吉 水車うどん」。
遠くからでもわかる水車はなんと15m!近くで見るとなかなかの迫力があります!
水車の前に立っている人と比べたらその大きさがわかりますね。
水車は高い所から落下してくる水や勢いよく流れ込んでいる水の力を受けて回転するもので、もち吉水車うどんもしっかりと動いて発電しているようです。
もち吉水車うどんはまだオープンして2年ということで建物も綺麗ですね。
駐車場から水車、そして建物までつづく芝生もしっかりと手入れがされています。
入店すると注文は券売機による食券。
うどんと言えばやはり「ごぼう天うどん」ですが、人気なのはオープンして1年目につくられた「水車うどん」とのこと。
もち吉の味「いなりあげうどん」や辛麺の「麻辣肉ぶっかけうどん」、「力うどん」などうどんの種類は豊富。
メニューはテーブルにもあるので、食券を買わなくてもOK!
ですが、せっかくなので人気の具材たっぷり乗せのおすすめ「水車うどん」にしてみました。
もち吉のうどんの味は?
注文した具材たっぷりの水車うどんがこちら。
トッピング内容は肉、海老天、キムチ、山芋、温泉たまご、そしてもち吉の命ともいうべき揚げもちの6種類!
写真通り、トッピングはしっかりとした隙間なくのせてくれています。
うどんのスープはすっきりとした優しい味で、うどん麺は白よりややクリームのような黄色がかった色。
米粉が練りこまれているのか食感は粘りのあるもちもちでコシが強く、箸で持ち上げると重量感を感じるうどん。
肉がのっている部分はしっかりとした味、山芋がのっている部分はやさしい味。
ほかのトッピングに比べてキムチだけが味のタイプが違うかなと思っていましたが、辛みと酸味がしっかりとスープに絡んでくれます。
もち吉の命ともいうべき揚げもちはうどんの中に隠されていました。
スープの中に浸かっていますが、揚げもちなので溶けだすこともなく、しっかりとした形でのこっています。
もち吉のうどんはコシが強いだけでなく、米粉のせいかお腹の中で膨らんで満腹感がすごい!
海老天の衣も同じようで、時間が経ってくるとお腹の中で膨らんでいくのがわかります。
食べてる途中でお腹いっぱいに。
小食の人だと普通の量でも満腹になると思うので、初めてもち吉水車うどんに行く人は大盛やサイドメニューは控えた方がいいかもしれません。
もち吉の「力水」はからだにやさしい自然の力
お店の中にはもち吉の商品に使われている名水「力水」が販売されています。
力水とは日本伝統の大相撲で、力士が土俵に上がる際に清めの儀式で使用される水のことで、それにあやかり名づけられたそう。
福知山山系の水で標高900.6mは地区最高峰の山。
「水源の森百選」にも選ばれている力水は、鎌倉時代に降った雨が700年の歳月をかけて磁鉄鉱、花崗岩、石灰石などの岩盤を通過し、じっくりろ過された水。
お店の外では10ℓからの量り売りもされています。
- もち吉 力水の栄養成分(100g当たり)
- エネルギー:0gkcal
- たんぱく質:0g
- 脂質:0g
- 炭水化物:0g
- ナトリウム:3.1mg
- カルシウム:3.3mg
- マグネシウム:0.64mg
- カリウム:0.1mg
もち吉が大切にしているこの力水を使ったおせんべいやあられは、その美味しさから全国に広まっています。
本店がある直方だから味わえるこのもちもちのうどん。
そしてミネラルが溶け込んだ、からだにやさしいナチュラルミネラルウォーターを堪能してみてください。