鶏が丸ごとローストされているコストコでも大人気の「ロティサリーチキン」。
ロティサリーとはフランス語で「あぶり焼き」を意味し、ハーブや香辛料などで味つけした骨付きの鶏を一羽そのままロティサリーオーブンといわれる専用のオーブンで焼き上げます。
低温でゆっくりと時間をかけ余分な脂を落としながら焼いていくため、火が均一に通ることで外はパリッと香ばしく中はジューシーでヘルシーなチキンです。
鶏が一羽丸ごとローストされているのに価格はなんと699円(税込)!
コストコでは言わずとし商品で、クリスマスには朝から整理券を入手しておかないと購入できないほどです。
ロティサリーチキンの食べ方
大きな鶏を丸ごとカットするのは大変そうと思いますが、慣れれば簡単!
高温でじっくりと焼かれているので身だけじゃなく筋まで柔らかい。
脚の骨を持ってひっぱり、いけるところまで手ではずしてそのままかぶりつくのが王道!
決まった食べ方はありません。
そのままかぶりついてもケバブのように小さく切り落として食べてもOKです。
表面の皮はパリッと香ばしいですが、中はヘルシーなので味は淡白。
味付けをしていない蒸したムネ肉を食べている感じなので、そのまま食べるよりアレンジして食べたほうがいいですね。
ロティサリーチキンを解体したのがこちら。
もも肉、むね肉ささみ、ヤゲン軟骨、手羽先、ぼんじりにわけ、残るは鶏ガラのみ。
骨をしゃぶるのもいいですが、多少肉が残っていてもOK!
残った鶏ガラをつかってスープにします。
丸ごと一羽のロティサリーチキンスープ
ロティサリーチキンを解体して残った鶏ガラで濃厚なスープをつくります。
解体して身を取り外した鶏ガラと水を鍋に入れます。
チキンからうま味がたっぷり染み出ますが、じっくり煮込んだお肉と香味野菜のコクがギュッと詰まった「洋風スープの素」と「塩」を入れて味付けします。
- ロティサリーチキンスープの材料
- ロティサリーチキンの骨(鶏ガラ):1羽分
- 水:1.2ℓ
- 洋風スープの素:3個
- 塩:3~6g
あとは弱火で30分ほど煮るだけでロティサリーチキンスープの完成!
ロティサリーチキンからとったスープはラーメンや中華風スープ、おかゆなんかにもつかえます。
味付けはせずに鶏ガラだけでとった出汁なら、うどんや鍋にもおすすめですよ!
黄金色したロティサリーチキンスープ
30分ほど煮込んで完成したロティサリーチキンスープは黄金色。
スープには細かくなった鶏ガラのクズなんかが浮いているので、だし・スープこしなどを使って余分がものを取り除きましょう。
綺麗な黄金色のロティサリーチキンスープはコラーゲンたっぷり!
しっかりと出汁がでたスープは味が濃厚。
スープだけじゃなく、鶏ガラに残った身を一緒に食べると身に味がしみておいしいです。
薄味なら味付けせずに骨だけになった鶏ガラと水に塩少々でOK!
簡単に美味しいスープができるので、ロティサリーチキンを購入したら最後は残った骨は捨てずに鶏がらスープをためしてみてください。
スープはお好みで味を調整できます。
あますことなくロティサリーチキンを堪能してください。