最近よく耳にする「発酵バター」、あまり聞きなれない言葉ですが、これまでバターといえば有塩と無塩の2種類から選ぶものでした。
ヨーロッパでは古くからバターの定番とされているこの発酵バター。
生乳から取り出した脂肪分の高いクリームを殺菌し、乳酸菌を加えて混ぜ合わせた後、発酵させるのが発酵バターとされています。
そんな発酵バターですが、本場北海道のよつ葉ブランドの発酵バターがふるさと納税でも購入できるんです。
発酵バターと普通のバターの違いってなに?
ヨーロッパで誕生したバター、その頃は殺菌技術がなく製造に時間がかかっていたため、製造途中のバターが発酵してしまうが多いことから今でもヨーロッパでは発酵バターが主流となっています。
日本に伝わり定着した頃は製造技術が発達し、発酵させないバターが作られていたため、非発酵バターが広まったようです。
バターはすべて発酵食品じゃないの?と思うかもしれませんが、普通のバターと発酵バターでは発酵方法や製造方法が違います。
発酵バターの製造は、原料の生乳を脱脂乳と生クリームに分けるところからスタート。
生クリームに乳酸菌を加えて半日以上発酵させますが、非発酵の普通のバターは、原料の生乳からそのまま作られます。
この発酵という一手間によって、バターのコクが深まり、香り、味、風味が増すのが特徴です。
見た目の違いはほとんどないといっていいですが、普通のバターに比べると鮮度が落ちやすいので、開封したらなるべく早めに使い切るのがいいです。
こちらが本場北海道から届いたよつ葉ブランドの発酵バター!
北海道産の生乳を使用した発酵バターで、コンパクトでかわいい容器が10個。
賞味期限も発送日から100日以上、製造から180日なので、しっかり保存もできます。
容器1個は100g、片手で持てるサイズに小分けされています。
コンパクトでかわいい容器だからちょっとしたおすそ分けなんかにもおすすめですよ。
- 栄養成分表示(100g当たり)
- エネルギー 741kcal
- たんぱく質 0.9g
- 脂質 81.6g
- 炭水化物 0.8g
- 食塩相当量 1.04g
もちろん使いたい分だけ開けることができるので、開けてしまったからといってはやく使い切らないともったいないと無駄に使うことがないのもいいところ。
さわやかな風味の発酵バターはパンとの相性抜群
容器の蓋を開けると空気が入らないようにアルミでしっかりと封がされています。
アルミを剝がしていくとバニラアイスのような発酵バターが見えてきす。
バターナイフですくってみると、感触も普通のバターとは違います。
保存したまま固くなったバターは、バターナイフですくうのも一苦労ですが、バニラアイスのように柔らかいのでスッと入っていきます。
これはバターに空気を混ぜ込んでホイップすることで冷蔵庫から出したばかりでもバターナイフが入りやすい固さにしているんだとか。
パンに塗ってみたら、ふわっとしながらもしっかりと形を保っている発酵バター。
ベタつかないのでバターナイフに残ることもなく塗りやすい。
普通のバターより発行バターは味のコクが深まり、香り、味、風味が増すのが特徴なので、塗り過ぎないように注意してください。
表面に塗った発酵バターが焼いたパンの熱で溶けてゆっくりと染み込んでいきます。
これだけでもおいしそうに見えますよね。
味わいは普通のバターに比べコクがあり、風味も強いのでパンの香ばしさとマッチしてかなりおいしい!
ヨーグルトのようなすっきりと、さらにさわやかな口当たりなのでそのままパンに塗るのはもちろん、焼き菓子に入れるのもいいですね。
まとめ
発酵バターに含まれている乳酸菌。
腸内で悪玉菌の繁殖を抑え、腸内環境を整える役割を持つ乳酸菌ですが、本来バターにはたっぷりのカルシウム、そしてビタミンも豊富。
バターが黄色いのはビタミンAのカロテンの色とも言われています。
乳酸菌の働きは便秘解消や肌荒れ、ニキビ改善にも効果的、腸内環境を整え、基礎代謝を上げてくれるのでダイエットにも効果的なんです。
魅力的な発酵バターですが、食べ過ぎはもちろんNG!
おいしいからとついつい食べ過ぎてしまわないよう気をつけてください。