LEGO(レゴ)ブロックを探したら、レゴ互換品というものを見つけたことありませんか?
レゴ互換品、レゴ相当、レゴ風などと書かれているもののほとんどがレゴを真似た製品です。
レゴには商標権がありますが、基本特許は1988年に切れているそう。なので、同じ構造のブロックを作られてしまったとしても問題ないそうです。
安価な互換品が数多くありますが、その中でも「LOZ」という模造品が可愛いと話題。
LOZブロックの中でもレゴより小さいナノブロック互換品の「LOZ Mini」を作ってみました!
レゴ互換品のLOZブロックとは
LOZは1998年にドイツで生まれたとされています。
レゴの商標権が切れた後なので、ブロックの形状としては問題はなさそうですね。
中国で大ヒットしたと言われていますが、中国での展開情報や輸出情報しか見当たりません。
一部ではドイツブランドを謳った中国製品とも言われています。
ロゴの色調は何となくレゴに似てますが、レゴと違って黄色が多く占めています。
それでも、色調の順番が同じなのでレゴと思って買ってしまう人もいるかもしれませんね。
LOZブロックを作ってみたら・・・
中国や世界の建築シリーズ、タイタニック号といった1,000ピースを超える大作が多いLOZブロック。
ミッキーやミニオンズ、マリオ、孫悟空、セーラームーンといったキャラクターの互換品は流石にやりすぎな気もしますが・・・。
その中でも女の子に人気というLOZ Mini開くお店シリーズのケーキ屋さんを作ってみました。
細部にわたって作り込まれていて、アイスやユニコーンのキャラクターの色合いも可愛い感じが出てますね。
中には小分けにされたブロックとシール、そして説明書。
パステルカラーで女の子は好きそうですね。
レゴと同じようにブロックの凹凸部分にはLOZの刻印があります。
ブロックの中からミニフィグを発見!
さっそく取り出してみると何かがおかしい、うまくつかない。
頭と体の差し込み穴のサイズが逆のような・・・
まさかのプリントミス!
こんなこともあるんだなと、一気に気持ちが冷めていくのを感じながらとりあえず作っていくことに。
ナノブロックと互換性があるのでブロックは小さいです。
ケーキ屋さんとしてのクオリティは高めですが、レゴと違って組み立てたブロックには隙間も目立ちます。
それでも子どもが遊ぶと考えたらそこまで悪いとものでもないです。
ただ、ブロックのはまり具合は本家レゴに比べると甘さも感じます。
作っていく途中で外れてしまうこともしばしばありました。
完成したのがこちら!
出来栄えとしては十分ですが、やはりミニフィグのプリントミスがシュール過ぎます。
ユニコーンもどこがで見たことあるようなデザインだなと思っていましたが、ディズニー・チャンネルの「悪魔バスター★スター・バタフライ」に出てくるキャラクターにそっくりな気もします。
レゴは本物を買う?レゴ互換品でもいい?
小さな子どもが安心して遊ぶとなればレゴは本物を買うことをおすすめします。
レゴ互換品やパクリ、ニセモノといったブロックはブロックの歪みによってパーツとパーツの間に隙間があいてしまうことがよくあります。
あまりの粗悪品だと、壊れやすかったりバリで怪我をしたなんていうこともあり、子どもに与えても安全?という不安は残ります。
たしかに本家レゴと比べると価格は安く、本物のレゴを買うよりずいぶんとお金も節約できることに心を奪われます。
ですが、今回、一体しかない重要なミニフィグのプリントミスやブロックの歪みによる隙間があり、レゴがどれだけ素晴らしいのかを思い知らされましたね。
それでも本物のレゴはやっぱり高い!安価なレゴ互換品を選ぶことが悪いわけではありませんが、製品としての満足度は違います。
どちらを選ぶかはよくチェックをしてみてくださいね。