「大当たり~」で名物となっている十日恵比須神社の正月大祭でおこなわれる福引き。
商売繁盛を願って、熊手や福俵などの縁起物が当たる十日恵比須神社の福引きは有名です。
以前は2,000円だったのがコロナ禍で3,000円に。
それでも長い行列ができるほど人気の福引き、1年の始まりに商売繁盛を願って縁起のいいものを狙って多くの人が福を引いていきます。
運じゃなく、欲しいものを言えばくれる?
なにが当たるかわかない!
そんな福引きですが、欲しいものを言いながら引けば言った当たりを出してくれるという噂が・・・。
欲しいものを言いながら引けば当たる説を検証するために、まずは福引きするための「福引券」を購入します。
新型コロナが5類に移行し、4年ぶりの夜通し復活で完全通常開催となった正月大祭。
とにかく人が多い!
参拝の列とは別に福引券を購入するための列も長い。
「福引最後尾」のプラカードを持った係員を見つけて並びます。
業歴は十日恵比須神社を出て公園の中にまで。
30分ほどでようやく購入。
今度はそのまま福引の列に並びます。
福引きを引くと、福笹と共に授与品が渡されますが、ここで欲しいものを言いながら引けば当たる説を検証するため、欲しいものをあらかじめ決めておきます。
- 授与品
- 熊手
- 宝船
- 金満福
- 恵比寿扇
- 金枡
- 宝えびす面
- めで鯛
- 恵比寿暦
- 福起し
- 福寄せ
- 金俵
- 小槌
- 大判
- そろばん・・・などなど
やはり十日恵比須といえば福を招く熊手が有名ですが、置き場にも困るので宝船にすることに!
ペンがないのでiPhoneのメモ帳を使って宣言します。
ちなみに福引き後はキリトリ線で分けられている福引券の下の部分が切り取られます。
順番が来たら、さきほどの福引券を渡して、くじを引きます。
福引きは筒の中に入っている木の棒、世話人が筒の中を見えないように隠す。
中に入っている木の棒を抜きながら
「宝船、宝船、宝船ー!」
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当たりました!
これはたまたまなのか?
いやいや、一瞬ですが世話人が考え込んだ後、「大当たりー!宝船ー!」と叫んだのを見逃しませんでした。
欲しいものを言いながら引けば当たる説は濃厚
実はこの説、十日恵比須神社の関係者に知り合いいる人の間では結構有名な話!
知らない人がほとんどですが、男性が言うより子どもや女性が言うと大当たりにしてくれるんだとか。
知っている人は知っている、そんな噂。
気になった人はぜひ挑戦してみてください!
余談ですが、授与品は購入することもできます。
安いものは1,000円から高いもので4,000円ほど。
福引きとほぼ同じ値段なので、欲しいものがあるなら購入した方がはやいです。
とくに、1番人気の干支恵比寿(クリスタル)は初日にはなくなってしまうので注意してください。
もちろん、なにもせずに大当たりが出るほうが縁起がいいに決まってますよね。