お祭りの屋台といえばくじ引きや射的、金魚すくい。
りんご飴、焼きそば、いか焼きなど、お祭り価格に設定された食べ物でさえ楽しみのひとつですね。
そんなお祭りでにぎわう中、中腰になって一心不乱に手元を見つめる集団。
そう、それこそお祭りの定番「かたぬき」です。
かたぬきとは?
かたぬきとは、砂糖で作られた板に描かれたさまざまな模様を先の尖った針や釘などを使って綺麗に型から抜くというもの。
お祭りでよく見かける遊び、成功したらかたぬきの模様の難しさによってお金が帰ってくるシステム。
冷静に考えればギャンブルにならないのかな?
このかたぬき、国内最後のかたぬき菓子製造メーカー、株式会社ハシモトがつくる商品で、なんと易しいタイプと難しいタイプの2種類があります。
- 株式会社ハシモト
- 〒557-0051
- 大阪府大阪市西成区橘2-1-41
- 設立:1993年
- 資本金:1,000万円
- 代表取締役:橋本 健司
- URL:http://katanuki.net/
選んだのは易しいタイプと難しいタイプがそれぞれ50枚入ったもの。
正式名称はカタカナで「カタヌキ菓子」みたいですね。
お菓子だからか賞味期限のシールが貼られてあるのがなんとも言えません。
箱の中にはお祭りでよく見るピンク色の砂糖菓子がずらり。
模様は全部で13種類!
100枚入りですが途中、割れてしまっていたかぬきは3枚のみ。
もっとたくさん割れているだろうと思っていましたがかなり優秀ですね。
易しいタイプと難しいタイプは結構違いがありますね。
つくりは雑ですが、易しいタイプは成功しやすいようにわざとつくられているよう。
難しいタイプより細い部分がかなり太めです。
これだったら子どもでも簡単にできそうです。
簡単そうなものから、見ただけで無理だと思えるものまでさまざまですが、難しいタイプはどれも無理そうな感じですね。
先の尖った針や釘の代わりに入っていたのは安全面に配慮した黒文字楊枝。
かたぬきに挑戦!
さっそく黒文字楊枝を使ってかたぬきに挑戦!
ゴリゴリ削っても思ったより割れませんね。
かと思いきや・・・。
割れはしませんでしたが、細い部分が削れてしまって失敗。
今度はお魚さんで挑戦、尻尾のところがかなり難易度高めですが、そこは特訓だと思って。
・・・!!!!!
なるほど。
これならお祭りのかたぬきで成功しないはずだ。
ただ、かたぬきは100枚も入っているからいくらでもやり直せるぞ!
ハシモトの公式サイトでは「手で割れる所は手で割る。これでだいぶ楽になります」という必勝法と攻略方があります。
しかし、お祭りでは手割りは禁止!というところもあるらしい。
やはりここは地道にやっていくしかない。
慣れてきたこともあっていい感じに。
難関の細い部分を残してあと少し。
あっ・・・。
かたぬきのまとめ
集中できる環境まで整えて挑戦しても結果は惨敗。
しかし、易しいタイプなら細い部分がないので割れにくく、比較的簡単にはできました。
いいところまでいけたのもありましたが、いざお祭りでかたぬきをすると中腰になったり、持ちにくい釘だったりコンディションは下がる一方。
それでも気がついたら何枚もやってしまうほどに大人も子供もハマる楽しいものです。
難しい模様はだめでも、簡単な模様なら頑張れば抜けることはできます。
後は集中力を維持できるかどうかにかかってますね。
ぜひ、家族競ってみたり、お祭りで成功できるようかたぬき特訓に挑戦してみてくださいね!