2023年もあと少し!
来年は辰年ですが、動物にあてはめると龍。
十二支で唯一の想像上の動物ですが、龍といえば福岡県の志賀島に鎮座する「志賀海神社」がパワースポットとして有名です。
- 志賀海神社
- 住所:〒811-0323 福岡県福岡市東区志賀島877
- TEL:092-603-6501
- 営業時間:6:00~17:30
- 駐車場:有
- URL:http://www.shikaumi-jinja.jp/
古くから海神の総本社、龍神様の都とも称されるところで、交通安全、災厄祓除、病気平癒などの御利益があります。
龍神様の都で開催される志賀島潮騒ヨイ祭り
辰年を間近に、志賀海神社で「志賀島潮騒(しおさい)ヨイ祭り」が2023年11月11日と12日に初開催されました。
志賀島の夜に灯る約900の提灯、島内外からの25の露店やキッチンカーが集結するということで行ってきました!
志賀海神社の参道の階段には真っ赤な提灯が並べられています。
階段を上ると、広場には協賛している企業の提灯!
志賀島商工会や金印ドック、西戸崎シーサイドカントリークラブといった地元ならではの名前がたくさん。
積水ハウスといった大手企業まであります。
その中には個人名や、お笑い芸人バットボーイズの大溝清人さんの名前もあります。
提灯が掛けらている奥の方に進むとなにやら像が。
海神の総本社にあるのは龍・・・ではなく、なんと鹿の像!
これは神功皇后が三韓出兵の際に先勝祈願として対馬で鹿狩りを行い、無事に三韓平定した後、狩った鹿の角を志賀海神社に奉納したのが始まりとされています。
鹿の像の隣には「鹿角庫(ろくかくこ)」があり、これまで奉納された鹿の角が1万本あるのだとか。
その隣には志賀海神社の本殿。
ここが海神の総本社!龍神様の都と称されるパワースポット!
島を見守るように鎮座する賀海神社。
ご祭神の「綿津見三神(わたつみさんしん)」は、海の底、中、表のすべてを守る神様です。
本殿の右側には遥拝所があり、雄雌2つの亀石が祀られています。
これは、志賀島に伝わる神功皇后伝説にちなんで奉納された霊石。
志賀島と志賀海神社は神功皇后ゆかりの地でもあることから数々の神功皇后関連の伝承が残っています。
島全体で楽しめる観光
志賀海神社の参道を戻り、志賀島港旅客船ターミナルがある港を方へ向かいます。
地域と市が連携し、島のさらなる活性化のため、参道沿いの家にも提灯が掛けられています。
港への道行く途中、民家を改装した和カフェやおにぎり専門店。
近くの漁業関係者やツーリングで訪れる人、ちょっとした観光に来た人にもおすすめの食堂もあります。
歩いていると冷えてくるので、温かいものが欲しい!
と思っていたら、「たべもの処まるりょう」であら汁を売っていました。
さっそくあら汁で温まることに。
ミニサイズのあら汁は200円とお手頃。
冷えた体の芯から温まる。
中に入っているあらはしっかりしたもので、味もしみ込んでいておいしい!
港の隣にある広場が志賀島潮騒ヨイ祭りの会場。
おいしいと有名な志賀島産の牡蠣を使ったかき飯、かき汁!
ほたてバターや伊万里牛ステーキなんかもありますね。
そのほかにも志賀島といえばホットドック。
ドーナツ、たこ焼き、フライドポテトなど定番の出店もたくさん出ています。
金魚すくいやぷよぷよボールすくいもありましたが、時期的に寒くてやる気にはならず。
やっぱり牡蠣は外せないのでかき飯とかき汁をいただきます。
寒くてかき飯はすぐ冷えてしまいましたが、牡蠣の味がしみていておいしい!
かき汁の牡蠣は小ぶりですが、ぷりぷり。
志賀島は歴史ある半島
志賀島は金印が発掘されたことでも有名な歴史ある半島。
博多港ベイサイドプレイスから志賀島行きのフェリーでも渡れることができます。
片道は30分なので、あえて船で行って帰ってくるというのもありですね!
小規模ながら観光スポットがたくさんつまっている志賀島、レンタルサイクルもあるので、気軽に訪れて島を1周するのもたのしいですよ。