いらなくなったモノを簡単に出品、売れたら運営会社がお金のやり取りを代行してくれるフリマアプリ。
「メルカリ」や「ラクマ」などユーザーが増え続け、商品数や種類は豊富になってきています。
リサイクルショップに持っていっても10円や100円にしかならなかったものが高額で売れることもあり、スマホ1つで完結、コンビニから簡単に発送できるのも人気の理由の1つです。
でも、フリマアプリっていろんな種類があってどれを選べばいいのか迷ってしまいますよね。
そこで今回はフリマアプリの選び方やおすすめのフリマアプリを紹介していきます。
フリマアプリってどんなもの?
これまではYahoo!が運営するオークションサイト「ヤフオク」が一般的でした。
ヤフオクを使ったことがない人でも一度は聞いたことはあるかと思います。
一時、福岡ドームの名称もヤフオクドームになっていたことがあるぐらい有名ですね。
そんなオークションとフリマアプリが違うのは、設定されている値段で買うことを決めたらすぐに買うことができるところです。
オークションは入札制、1人が入札してもさらに高い金額で入札した方に権利がうつり、期限内で一番高い金額で入札した人が買います。
それに比べフリマアプリは設定されている金額で購入すれば即買うことができるので初心者でも簡単と爆発的に利用者が増えていきました。
フリマアプリを選ぶポイント!
フリマアプリってどれも同じなの?何が違うの?と思いますよね。
大まかなシステムなどはどれも同じですが、大きく違うのは手数料、利用者数、そして客層です。
アプリごとに売れやすいジャンルが異なるため、自分に合ったものを選ぶことが大切です。
メルカリ
日本最大のフリマアプリといえばそう、メルカリです。
2013年の設立から急速に事業を拡大し、利用者数、出品数ともにほかを圧倒。
現在では誰もが知る存在へと成長したフリマアプリのパイオニアですね。
メルカリオリジナルの梱包材もコンビニなどで購入することができ、とにかく商品を早く売りたい人にはメルカリの利用をおすすめします。
スマホ決済サービスのメルペイや売上金からの支払い、クレジットカード払いやキャリア決済など選択肢は10種類以上も魅力の一つ。
- メルカリのおすすめポイント
- ユーザー数が断トツなのでとにかく売れやすい
- 商品カテゴリーが豊富
- 発送方法が多く、オリジナル梱包材がコンビニで買える
- 全国170万カ所の店舗などでメルペイが使える
- メルカリのマイナスポイント
- 無茶な値引き要求が多い
- 販売手数料が10%と高め
- 出品者の独自ルールがある
ユーザー数の多さから売れやすいの間違いないのですが、値引き交渉が多いのも断然メルカリ。
半額以上の値下げ要求や、大事にするので無料で譲ってくださいなんて言われることも。
実際取引した人の中でそういった人はいませんでしたが、とにかく無茶な値引き交渉が多いのが印象的です。
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ラクマ(旧フリル)
楽天が運営するフリマアプリがラクマで、メルカリに次ぐ人気のフリマアプリです。
2021年1月13日に販売手数料3.5%が6.0%に改定されましたが、メルカリと比較するといまだリーズナブルな点も特徴の一つです。
また、購入申請システムを導入していることで、出品者が購入者を選べるようになり、悪い評価が多い人などの購入を断れのでより安全に取引ができるようになります。
楽天が運営するだけあって売上金の使用や購入には楽天ペイ、楽天ポイントが使えるのが大きな魅力。
楽天カードを使って貯めたポイントをラクマでの買い物に使うことで節約もできますね。
- ラクマのおすすめポイント
- 楽天ユーザー情報でログインできる
- 楽天ペイや楽天ポイントが使える
- 販売手数料が低い
- 購入申請システムで安心して取引ができる
- ラクマのマイナスポイント
- ユーザー数がやや少なく、早く売れない可能性がある
- 売上が50,001円以上は本人確認をしないとお金を引き出せない
- コメント機能がないラクマ公式商品がある
ラクマの前身だったフリルは女性向けのアプリだったため、コスメなどの美容に関係するものも多いのも特徴。
全体的に女性の利用者が多めで、女性向けの商品が幅広く揃っています。
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PayPayフリマ
全品送料無料なのがPayPayフリマ、購入者にとってうれしいポイントです。
後発のためか利用者はメルカリ、ラクマに比べて少ないですが、ヤフオク!出品時に同時にPayPayフリマにも出品できることで出品数が増えてきています。
ラクマが販売手数料を6.0%に改定したのでPayPayフリマの販売手数料5%は魅力。
フリマアプリに手数料の安さを求めるのであればPayPayフリマは見逃せません。
お得なキャンペーンや割引クーポンの配布も随時実施されており、PayPayユーザーには使い勝手の良いサービスになっています。
- PayPayフリマのおすすめポイント
- 販売手数料5%は業界最安値
- PayPay残高で支払うと決済金額1%のPayPayボーナスが還元
- 価格の相談機能で値下げ交渉のやりとりが不要
- 匿名配送で最大170サイズまでに対応
- PayPayフリマのマイナスポイント
- PayPayユーザー以外の利便性が低い
- 出品には送料込みの価格設定が必要
- 価格の相談機能には制限がある
後発のためか利用者は少なく、PayPayが使えることぐらいしかメリットはないと思っていたのですが、意外や意外。
ラクマに並んで高く売れるフリマアプリです。
価格の相談機能も提示価格に対して同意ボタンを押すだけなので煩わしい値下げ交渉のやりとりは不要です。
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ヤフオク!
オークションサイトとして国内で最も知名度が高いヤフオク!。
約40,000カテゴリの商品が随時7600万点以上出品されています。
30~60代の男性を中心に支持され、限定品や古い商品など、今ではなかなか買えないものを探している人はぜひチェックしてみてください。
新しいフリマアプリに比べヤフオク!は20年以上の歴時があり、送料は基本落札者が支払う風潮。
高額な商品や掘り出し物など、ヤフオク!しか使わないといった人もいます。
- ヤフオク!のおすすめポイント
- 決済手数料が無料、Yahoo!プレミアム会員なら販売手数料は8.8%
- オークション形式で思わぬ値がつくことも
- PayPayフリマに同時出品できる
- フリマアプリでは見かけない商品が多数ある
- ヤフオク!のマイナスポイント
- 購入時の大半で送料がかかる
- フリマアプリにユーザーが流れて少なくなっている
- Yahoo!プレミアム会員と非会員では利用できる機能が違う
フリマアプリにユーザーが流れてしまってから以前ほどの活気は見られなくなっていますが、フリマアプリでは扱えないような高額商品なんかをよく目にします。
ソフトバンク、Y!mobileユーザーは無料でYahoo!プレミアム会員になれるので、フリマアプリと併用して利用するのがオススメです。
出品だけじゃない、購入するときの注意点
フリマアプリやオークションでは欲しい物があれば購入することもできます。
その際に気をつけておかないといけないのが他の出品者とのトラブルです。
出品されている物の中には偽物や、遠目から撮影したり写真が少なく汚れや状態の悪さをわざと見せないようにしているものも。
はやく買わないと他の人に買われてしまいそうと思い、急いで購入してしまうと思ったのと違う商品が届いたなんてことも。
気になることがあれば必ずコメントし、聞いた内容を残しておきましょう。
- 危ない出品者の特徴
- 写真が荒い、ピントがずれている
- コメントの返信がない
- 気になることを指摘すると削除する
- 質問にはっきりした答えを返さない
- 出品数が多いのに評価が0
偽物を多く出品している人の特徴に多いのが新規の出品者、つまり評価が0です。
本物だったらそんな金額じゃ出品しないだろうというような金額で出品されているのではっきり偽物だとわからなくても違和感を感じると思います。
コメントしてもほぼ返信もなく、こういった出品者からは購入しないようにしてください。
メルカリ、ラクマ、PayPayフリマ、ヤフオク!を使ってわかったこと
フリマアプリ+オークションにいろいろ出品してみましたが一番売れるのはメルカリでした。
その分、値下げ交渉や手数料で利益が少ないのもメルカリ。
ラクマとPayPayフリマはどちらも高く売れるのと、メルカリに比べ値下げ幅が少なかった対応が丁寧な人が多いと感じました。
メルカリが小学生ならラクマとPayPayフリマは高校生ぐらいの差があるかもしれません。
同じ物を出品してもいいねがつく数や購入されるのもバラバラ。
メルカリでは見向きもされないのにラクマでは売れる、ラクマでは見向きもされないのにPayPayフリマでは売れるといった具合で客層はかなり違いはありました。
結果、メルカリ、ラクマ、PayPayフリマ、ヤフオク!のすべてに出品して売れたアプリで対応するのが一番だと思います。
その際、他のフリマアプリにも出品していることは明記しておいた方がいいですよ。