近年、テレビやニュースでよく見かけるSDGs(エスディージーズ)。
「Sustainable Development Goals」の略称であり日本語で持続可能な開発目標。
その中でも「安全な水とトイレを世界中に」、そして「住み続けられるまちづくりを」などから使い捨てプラスチックの削減や環境保護のためにマイボトルを持ち歩くことが増えてきました。
アウトドアからビジネスにも使えるクリーンカンティーンのステンレス製ウォーターボトル
https://asobitoshigoto.com/outdoors/kleankanteen-tumbler/
長時間の外出で中身が空になったマイボトル、そんなときにコンビニでペットボトルを購入してしまってはせっかくマイボトルを持ち歩いてもプラスマイナスゼロ
そんな問題を解決してくれるのが無料の給水スポットを簡単に探せるアプリ「mymizu(マイミズ)」。
自分がいる場所の近くにあるカフェや公園の水飲み場などの給水スポットをアプリの地図上で表示してくれます。
日本初の給水アプリmymizu
マイボトルに無料で給水できる場が増えれば、お財布にも環境にもやさしい。
提供する企業や給水スポットにとって環境保全やイメージアップ、集客効果も期待できますよね。
自分が見つけた給水スポットをシェアできるのもポイント。
給水できるカフェや公園の水飲み場のスポット登録や写真のアップロードも可能で、わずかでもサステナブルな街づくりに貢献している気分になれることも魅力の1つです。
mymizuの使い方
mymizuの主な機能は2つ。
「無料で水が飲める・汲める場所を探す」、そして「無料で水が飲める・汲める場所を追加して増やす」。
提供者にとっては給水スポットとして自分のお店を登録し、アピールすることで集客も狙えます。
給水スポットのカテゴリーは3つあり、地図上にあるピンの色で見分けられるようになっています。
- 給水スポットのカテゴリー
- オレンジのピン:私的施設(お店、カフェ、ホテルなど)
- 水色のピン:公共施設(公園、駅など)
- 紺色のピン:湧き水
ピンをタップすると給水ポイントの写真や給水可能時間、水道水か浄水かといった水の種類を見ることができます。
また、給水マップを見ていると「こんなところにカフェあったかな?」といった新しい発見もたくさんあります。
さっそくピンを頼りに給水スポットを探してみると近くの無印良品に給水スポットを発見。
向かってみると本当に無料の給水スポットがありました!
無印良品にも同様の無料で給水できるスポットを探せるアプリ「水 MUJI Life」があるようですが、一部の店舗のみで今回はmymizuで見つけました。
子どもにも届く高さに設置されているので、暑い日にちょっと水を飲みたいという場合でも使えるように考えられているようです。
給水記録をすると今回の給水で削減できたCO2とペットボトルの量が表示されるので、水をくんだだけなのにちょっといいことした気分にもなれたり、子どもにもサステナブルの理解が芽生えやすいと思います。
無料でも申し訳なさは感じなくていい
無料の給水スポットは嬉しい、だけと食事をするわけでもないのに「お水をください」というのは気が引けてしまうもの。
mymizuでは、お店の登録をするときに「給水のみのお客様を含む、給水希望のお客様に水を無料で提供する」ということが条件になっているので、無料で水を提供することはそもそも了承しています。
また、廃棄物を減らすことでサステナブルな社会の創造に貢献していることから、SDGsに賛同しているという意味でブランドイメージを高めたり、無料でお店を知ってもらうきっかけをつくれるので提供者側にもメリットがあります。
カフェやレストランなど店舗の給水スポットはまだまだ少ないですが、今ではアウディやIKEAも給水スポットになっているので、気になる方はマイボトルを持ってお店に行ってみてください。