3年間だけの特別な「仮殿」太宰府天満宮が124年ぶりに御本殿大改修!代役を務める今しか見れない貴重な浮かぶ森とは?

3年間だけの特別な「仮殿」太宰府天満宮が124年ぶりに御本殿大改修!代役を務める今しか見れない貴重な浮かぶ森とは?

全国の天満宮の総本山、太宰府天満宮!

2027年には菅原道真公が薨去(こうきょ)してから1,125年という大きな節目を迎えるらしく、その年の式年大祭を前に重要文化財「御本殿」の大改修を開始したという話。

全国の天満宮の総本山、太宰府天満宮

太宰府天満宮
  • 住所:〒818-0195 福岡県太宰府市宰府4-7-1
  • TEL:092-924-2843
  • 営業時間:6:30〜19:00(季節・施設により変更有)
  • 定休日:年中無休
  • 駐車場:有
  • URL:https://www.dazaifutenmangu.or.jp/

実に124年ぶりの大改修で、期間は2023年5月より約3年。

1,125年って中途半場な数字のようですが、菅原道真公は「25」という数に縁が深いのだとか。

そのため、25年毎に式年大祭を執り行っているそうなんです。

太宰府天満宮が124年ぶりに御本殿大改修

今しか見れない3年間だけという期間限定の仮殿

3年間しか表出しない仮殿ということで、デザイン・設計は建築家で大阪・関西万博の会場デザインプロデューサーも務める藤本壮介に依頼したとこと。

それがこちら!

太宰府天満宮の今しか見れない3年間だけという期間限定の仮殿

なんか屋根に森が茂っとる。

これが浮かぶ森なのか。

横から見てみると、お皿のような平な板のが屋根?

横から見てみると、お皿のような平な板のが屋根

表から見るとすごい!となりますが、裏からみるとちょっととりあえず感は否めないですね。

その後ろでは御本殿に足場が組まれ、大改修の真っ最中。

後ろでは御本殿に足場が組まれ、大改修の真っ最中

重要文化ということもあって、施工はスーパーゼネコンの竹中工務店、期間は令和4年10月6日から令和7年12月31日までとなっています。

改修中とはいえ、通りぬけることはできます。

その際に、下から御本殿を見上げることもできます。

改修中の御本殿が見れる方が現代建築の仮殿より貴重かもしれません。

改修中の御本殿が見れる方が現代建築の仮殿より貴重かも

今回、御本殿大改修にかかる総事業費は30億円で、寄付は1万円から!

それには仮殿の設計・建築・解体費用まで含まれているのかわかりません。

ですが、3年間で解体してしまうものにあまり費用をかけてほしくないのが本当のところ。

御本殿大改修にかかる総事業費は30億円

SDGs、いわゆる持続可能な社会とは逆行している気もしますね。

太宰府天満宮では、代々宮司に就くのは西高辻家です。

有名な牛の像「御神牛」の後ろにある「延寿王院」が西高辻家の邸宅、太宰府天満宮のど真ん中に住んでいて、その宮司が西高辻家の一族!

西高辻家の邸宅「延寿王院」

そして、太宰府天満宮の所有者は宗教法人太宰府天満宮。

となれば太宰府天満宮は国や福岡県太宰府市ではなく、西高辻家のものといっても過言ではありませんね。

宝満宮竈門神社も西高辻家

超人気漫画で社会現象にもなった「鬼滅の刃」の聖地「宝満宮竈門神社」ですが、実はここの宮司も西高辻家!

西高辻家の一族、恐るべし。

宝満宮竈門神社は「大宰府鎮護の神」として、古くから崇敬され続けていたとされているので、当たり前なのかもしれませんが。

太宰府天満宮でも宝満宮竈門神社のお札やお守りが買えます。

お石トンネルを抜けて宝満通りから歩いて宝満宮竈門神社まで行くこともできますよ!

太宰府天満宮の奥に佇むパワースポット!炭坑王が筑前三美人のひとりに残したお石トンネルに残る逸話
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鬼滅の刃の聖地として話題の古社 宝満宮竈門神社に行ったら今がベストだった
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