福岡の観光名所の1つといえば誰もが知ってる「福岡タワー」はあまりにも有名。
ですが、福岡タワー以外にもう1つのタワーがあるのをご存知ですか?
博多ふ頭にそびえ立つ博多港のシンボル、それが「博多ポートタワー」です。
- 博多ポートタワー
- 住所:〒812-0021 福岡県福岡市博多区築港本町14-1
- TEL:092-291-0573
- 営業時間:10時~20時(入場は19時40分まで)
- 休館日:毎週水曜日、年末年始
- 駐車場:有(有料)
- URL:https://www.baysideplace.jp/
福岡タワーよりも古い博多ポートタワー
博多ポートタワーは高さ100m、地上70mに展望室があるタワー。
福岡タワーが高さ234m、展望室は地上123mにあるので、それに比べると博多ポートタワーがあまり知られていないのもしょうがないものかも。
そんな博多ポートタワーですが、通天閣、さっぽろテレビ塔、別府タワー、東京タワーなどを手掛けた内藤多仲の設計によるもので、「タワー6兄弟の末っ子」と呼ばれています。
しかも、1989年3月17日に開業した福岡タワーに対し、博多ポートタワーが開業したのは1964年10月17日に開業!
博多ポートタワーの方が歴史があるタワーだった。
博多ポートタワーの1Fは「博多港ベイサイドミュージアム」という博物館。
開館時間は10時~20時で、入場は19時40分まで。
入館料はなんと無料!
これだけでも行っている価値はありますよね。
博多港をテーマにした資料が展示されています。
港に関するいろいろな国旗や港、船のトリビアがあって退屈しません。
実際の舵輪やコンテナクレーンの模型、1つ275kgもある大きなタイヤが展示。
体験コーナーもあるのでちいさな子どもでも楽しめます。
時代ごとに発展してきた船の模型は歴史の勉強にもなりそう。
エレベーターに乗って一気に展望室まで昇っていきます。
降りるとそこには360度の大パノラマ!
福岡市の中心が見渡せる南側の眼下にはBOATRACE福岡が見えます。
ここからレース観戦もできそう!
北西側には福岡都市高速が続いていて、遠くには筑豊地区とを隔てる山々が見えます。
福岡タワーの展望室123mに比べると70mの展望室は物足りないかなと思っていましたが、全然そんなことはありません。
福岡タワーの景色とはまた違って、港にフェリーが寄港する様子なんかも見れます。
タイミングがよければ自衛艦や着陸直前の飛行機を間近に見ることもできます。
2022年3月8日に改修工事を終えたばかりで、ライトアップもフルカラーLED照明にリニューアルしたばかり!
季節やイベントに合わせた演出を行っていて、夜景も楽しめる知られざるデートスポットなんです。
いまどき無料でこれだけ楽しめるスポット、ほかにはないですよー!