フランス語で「美しい山」という意味の「mont-bell(モンベル)」は日本の登山用品メーカー。
テント、シュラフ、ウェア、登山靴など、幅広いラインナップのギアがそろっています。
キャンプというよりも本格的な登山やアウトドアのイメージが強く、価格も高めでファミリーキャンプや初心者には手が出にくいところもありますよね。
ですが、実は海外ブランドに比べて良心的な価格帯でもあり、国産だから日本人にあったサイズ展開と魅力的なメーカーでもあります。
これからキャンプを始めるにしてもずっと続けるかわからないのにやたらと高いものは買いたくない、できればお手頃で。
そんな時でもモンベルなら間違いなし!
アルパインクッカーで外ごはんデビュー
モンベルのクッカーは軽量で調理が素早く行えるアルミニウム製。
アルパインクッカー18(2L)、アルパインクッカー20(3.00L)とアルパインフライパン20のセットに重ねて直せるスタッフバック付きの「アルパインクッカー18+20パンセット」です。
ハードアナダイズド加工という表面に硬質の酸化被膜を作ることで耐食、耐摩擦性を持たせているのだとか。
ハンドルや取っ手部分は滑りにくシリコンカバーで安定感もあります。
アルパインクッカー20には吊りハンドルと片側ハンドルでクッカーの中に残った物を捨てたり、焚き火に水をかけたりと考えられていますね。
なによりスタッキングしたセットで、専用のスタッフバックがついているのがモンベルのアルパインセットシリーズのいいところ!
これからキャンプを始める人や、物が増えたりばらけてしまうのが嫌な人もしっかり直せます。
重ねたアルパインクッカーの中にカトラリー、お皿を入れておけばこれ1つ持っていくだけで十分ですね。
コンパクトなトレールローテーブル
超軽量でコンパクトながら簡単に組み立てが出来て持ち運ぶのにもうってつけなモンベルのテーブル「L.W.トレールローテーブル36」。
車でキャンプに行く場合、荷物のサイズや重さはそれほど気にする必要はないかもしれませんが、ちょっとした公園や遊びにでも使えたり、持って歩く場合には軽いことはとにかく重要!
本格的なキャンパーでないならなおさらですよね。
L.W.トレールローテーブル36の重量は僅か819g、片手で持っても軽いのに耐荷重は30kgなのも驚きです。
フレームを開いて天板を載せるだけで素早く組み立てができるのがとにかくいい!
高さがあまりないので、子ども用のテーブルとしても最適です。
レジャーシートの上で使うのもオススメですよ。
0度以下のキャンプにも耐えるスリーピングバッグ
キャンプといえばテントやテーブル、チェア、焚き火台などより重要なのがシュラフ(寝袋)です。
山や海沿いのキャンプ場など真冬じゃなくても夜は寒いもので、どれだけ着込んでいても寒いと寝ることはできません。
本格的なダウンタイプや体の形に合わせた形状のマミー型など、保温性が高いものは同時に価格も高め。
しかし、モンベルならリーズナブルな封筒型シュラフ「ファミリーバッグ #1」でも快適温度-1度~と冬にも対応する保温性に優れたシュラフがあります。
鮮やかなオレンジ色で、快適睡眠温度域が3度からの「ファミリーバッグ #3」は緑色、快適睡眠温度域が7度からの「ファミリーバッグ #7」は青色。
速乾性に優れ、濡れてもすぐに保温力を回復するホローファイバーを使用しています。
L字ジッパーなので夏は開放してマットの代わりに、少し肌寒い日にはブランケットとしても使えます。
2つのファミリーバッグを広げてジッパーで繋げば2倍の大きさのスリーピングバッグになるので、大人と子どもが一緒に寝ることもできます。
小さな子どもを1人で寝かせるのに不安があっても安心。
スタッフバッグが大きめに作られているので、1つのスタッフバッグに2つのファミリーバッグを収納することもできます。
リーズナブルに抑えられている分、サイズは少し大きめですが、同程度の性能なら軽く1万円は超えるシュラフが6千円台なら重いものでもないので、そこはあまり気になりません。
リーズナブルでも買ってよかったと思えるモンベルのキャンプギア
モンベルって高いんでしょ?
そう思っていましたが、意外にリーズナブルで素敵なアイテムがいっぱいあります。その中でも今回は買ってよかったと思えるものを紹介しました。
他にもここで紹介しきれなかったモンベルのオススメアイテムはまだまだたくさんあります。
モンベルへ行く前に、ぜひ参考にしてみてくださいね。