九州初上陸の巨大アスレチックタワー「シー・ドラグーン」期待より楽しめない?子どもより大人が楽しむ体験型施設

九州初上陸の巨大アスレチックタワー「シー・ドラグーン」期待より楽しめない?子どもより大人が楽しむ体験型施設

福岡にある国営公園「海の中道海浜公園」内に、観光の目的となる「パーク・ツーリズム」をコンセプトとした日本初開業のPark-PFI事業プロジェクトによって九州初上陸した巨大アスレチックタワー「シー・ドラグーン」。

三菱地所株式会社、積水ハウス株式会社、一般財団法人公園財団、株式会社オープン・エーにより構成された海の中道パーク・ツーリズム共同事業体によって運営されます。

安全器具を付け、高所でスリル満点のアスレチックをプレイすることができるとしてオープン前から話題となっていたアミューズメントです。

九州初のアスレチックタワー シー・ドラグーン

海の中道海浜公園にある光と風の広場にできたこのアスレチックタワーは、全部で92種類ものアイテムが設置された国内最大規模のアスレチックタワー。

高さ16.8mの4層構造+展望台、1階のキッズコースは身長100cm以上125cm未満、体重40kg未満。

2~4階のアスレチックコースは身長125cm以上、体重120kg以下、小学生以上で5階が天空回廊という名の展望台で自然と調和したデザインになっています。

九州初のアスレチックタワー シー・ドラグーン

シー・ドラグーン
  • 〒811-0321
  • 福岡市東区西戸崎18-26 海の中道海浜公園「光と風の広場」内
  • TEL:050-5833-8911
  • 開園時間:10:00〜17:30(受付:9:30~)
  • URL:https://www.seadragoon.jp/

国内最大規模のアスレチックタワーが売りですが、身長125cm未満は1階のキッズコースのみ。

100cm以下なら入場すらできません。

小さな子どもは危険なことはわかりますが、身長が100cm以上と100cm未満の兄弟は片方しか入れず、入れない子どもの方はお大泣き。

子ども1人につき保護者1人の同伴が必要ですが、保護者1人と兄弟できていた人は保護者の人数が足りないからという理由で追い返されていました。

キッズコースの入場には決まった時間の整理券をもらってグループごとにわけられます。

キッズコースの入場には決まった時間の整理券をもらってグループごとにわけられる

時間がきたらスタッフからグループで時間を判別できるブレスレットを受け取ります。

ブレスレットの色で終了時間を放送で教えてくれます。

同じ整理券をもったグループがそろったらスタッフと一緒に入場、子ども用のハーネス(安全器具)を装着してくれます。

子ども用のハーネス(安全器具)を装着

ハーネスはしっかりと装着するのでスカートだと紐が直接足に当たって痛いかもしれません。

グループ全員のハーネス装着が終わったらキッズコース入口へと移動。

金具をワイヤーに通す方法やアスレチックでの注意事項の説明が終わったら体験がスタート!

ワイヤーを通す時にちょっとコツがいるので、子どもが上手くできない場合はサポートしてあげてください。

ワイヤーを通す時にちょっとコツがいる

一度ワイヤーを通してしまったら出口まで外すことはありません。

最初は慎重に進んでいましたが、だんだん慣れてくると次のコース、次のコースと自分で進んでいました。

だんだん慣れてくると次のコース、次のコースと自分で進んでいました

コースは一方通行なので、怖くてなかなか一歩が踏み出せない子どもが先だと後ろは大渋滞。

それでもスタッフからの案内はないので、アスレチックなのにただただ待つことに。

このキッズコースは大人が一緒に遊ぶことはできません。

地面を歩きながら手をつないだり応援するぐらいしかできないのですが、子どもが怖くてへたり込んでしまった場合は、抱っこして次のコースまで連れて行ってあげた方がいかもしれませんね。

コースには公園の定番といえるロープが張り巡らされた遊具。

それに似たロープのコースは子どもにも人気のアスレチックで。

ロープ上に設置された車で進むコースは子どもだけでは真ん中ぐらいで止まってしまうので大人の補助が必要です。

シー・ドラグーンのキッズコースは大半がロープや板、丸太、タイヤといった不安定なものばかりです。

普段使わない筋肉を存分に使うことになるのでかなり疲れるようですが、バランス感覚を養うにはもってこいですね。

ゴールに到着するとワイヤーから金具を外して終了ですが、終了5分前の放送があるまでは何度挑戦してもOK!

シー・ドラグーンで遊んでみた感想は?

アスレチックタワーのシステムや料金の事前情報が少なく、期待はかなり大きいものでしたが、身長125cm未満はキッズコースのみで100cm未満は入場はできませんでした。

利用時間は60分ですが、安全器具装着と安全講習が15分だったので実際は45分程。

一方通行なのでひとたび渋滞すれば前の子どもが進むまで動けず、何度挑戦してもOK!とは言ったものの、1度コースを回っただけで終了することもあり、それで1,500円は高いと感じました。

シー・ドラグーンのアスレチックだけじゃなく、「INN THE PARK 福岡」は公園での宿泊を体感できる「泊まれる公園」をコンセプトにした公園一体型宿泊施設でアートのような球体テントが全13棟。

INN THE PARK 福岡は「泊まれる公園」をコンセプトにした公園一体型宿泊施設

2階建て建物ぐらいの大きさで、夜は発光して公園内を彩ります。

グランピングスタイルの客室はタープの中に2つのテントがあり、大人4人までの宿泊に対応していますが、今はまだ準備中のようで、タープは張られておらず、新しいチェアやテーブルは緩衝材巻かれて置かれていました。

グランピングスタイルの客室はタープの中に2つのテント

ほかにもカップルやひとり用の小さなキャビン、少し離れた静かな場所には専用テラスでコース料理を楽しめるお風呂付のスイートルームも。

カフェや温浴施設、海沿いには夜景をバックにライブ演奏も楽しめる半屋外のラウンジもありますが、こちらも音響の調整中でした。

4月からはほかの施設もオープンしていくことになるので、思ったより人が少ない今が遊び時かもしれませんね。

INN THE PARK 福岡
  • 〒811-0321
  • 福岡市東区西戸崎18-26 海の中道海浜公園「光と風の広場」内
  • TEL:092-692-7100
  • 受付時間:10:00〜17:00
  • URL:https://www.innthepark.jp/