自転車のパンク修理が高い!昔は300円ぐらいだったのにいつから1,000円オーバーに!?応急処置なら100均のパンク修理キットをつかって自分で直そう

突然起こるのが自転車のパンク。

パンクする原因は尖ったものを踏んでしまったり、チューブの劣化で起こりますが、実は1番多いのが空気圧不足!

空気圧が不足している状態で乗り続けるとタイヤがつぶれてチューブの摩耗でパンクします。

ですがチューブを変えてまだ半年も経ってません。

月に1~2回は空気も入れてましたが、ちょっと乗っただけでパンク・・・。

自転車って不完全な乗り物ですよね。

自転車のパンク修理って高くない?

昔はいろんなところに自転車屋さんがあって、パンク修理も300円ぐらいだったはず。

今はホームセンターなど安いところでも800円、高いところだと1,200円くらいかかります。

平均だと前輪が1,000~2,000円、後輪が1,500~3,000円と後輪の方がお高めですね。

パンク修理比較 パンク修理前輪 パンク修理後輪 パンクか所 パンク水調べ
800円 800円 +100円 500円
1,210円 1,210円 +440円 800円
1,100円 1,100円 +220円 1,100円
1,000円 1,000円 +300円 500円
500円 500円 0円 0円

しかも、パンク箇所が複数あれば2か所目は+300円、3か所あったら+600円とどんどんプラスでられてしまいます。

サイクルショップKAITOはパンク修理500円で何か所空いていても一律料金というから良心的です。

それでもチューブを交換してすぐにパンクするのは問題!

だったらパンク修理ぐらい自分で自分で修理しよう!ということで初めてチャレンジしました。

ダイソーの自転車パンク修理キットを使って自分で修理

さっそく100均でパンク修理キットを購入します。

さすが、なんでも揃っているダイソー!

それなりに需要があって、素人でもパンク修理ならできるってことですよね?

パンク修理キットの中にはタイヤレバーといわれる赤いかぎ状の細長いヘラ2本入っています。

これがタイヤを外してチューブと取り出す工具です。

穴を塞ぐパッチが3枚、ゴムのり、サンドペーパー、虫ゴム2本、説明書が入っています。

パンクした穴を探すためのバケツや洗面器、手が汚れないように軍手も準備しましよう。

まずはタイヤからチューブを取りだします。

黒いキャップをとって、トップナットといわれる銀色のナットとブランシャーという栓を抜いてナットを外していきます。

ここでさっそくタイヤレバー登場!

反っている平らな方をホイールとタイヤの隙間に差し込み、テコの原理でタイヤの端を外へ引き出します。

ちょっと力がいりますが、タイヤが出てきてホイールに被さったらスポークに引っ掛けて固定。

もう1本のタイヤレバーを使って15cmほど離したところでまたホイールとタイヤの隙間に差し込みテコの原理!

いい感じで外れてきました。

これを繰り返してホイールからタイヤを外します。

タイヤが外れたら隙間からチューブを引っ張り出します。

最後に空気を入れる部分を抜き取ってチューブを完全に取り出します。

タイヤとフレームが離れていないので引っかかって傷がつかないように注意しましょう。

チューブを見てもどこがパンクしているかは見た目ではわかりません。

パンク穴の調べ方は水調べといって、空気をいれたチューブをバケツなどにいれた水の中に入れるとブクブクと気泡がでで空気漏れを確認するというもの。

ちょうどいいバケツがなかったので釣り用の水汲みバケツを代用。

まず、外したブランシャーをつけて空気を入れ、水の中にイン。

問題ないとろこはチューブを入れても変化がないので、くるくるとチューブを回しながら水につけていくとパンク穴を発見!

めっちゃブクブクしてる!

見た感じは空気が出てるかな?といった感じですが、実際にやってみるとすごい勢いです。

音もするのですぐわかります。

動きがある方がはっきりしていてわかりやすいですよ。

パンク穴がわかったら濡れたチューブの水分を拭き取り、空気を抜きます。

空気が抜けたチューブはぺったんこになるのでパンク穴がわからなくなる可能性もあるので、ペンで穴のまわりの印をつけておきます。

パンク穴の周りをサンドペーパーでザラザラに擦ります。

ポイントはパッチの大きさよりも広めにかけること!

パッチの端までぴったりとくっつかなければ剥がれていってしまので、必ずパッチよりもの大きさよりも広めにします。

なんでザラザラににするのかというとゴムのりがつきやすくするためなんだとか。

サンドペーパーで擦ったとろこにゴムのりを指で広げて塗ります。

乾くまで2分~5分待ちます!

ゴムのりを触った指はかなりベタベタするので、指についたゴムのりは渇く前にすぐ洗った方がいいですよ。

ゴムのりが乾いたらパッチを貼ります。

パッチについている銀色の紙を剥がしていきます。

オレンジ色部分にさわらないように。

パッチの中心にパンク穴の中心が来るように貼り付け、チューブとの間に空気が入らないようにしっかりとパッチを擦って密着させます。

しっかりくっついておかないとまわりのオレンジの部分から剥がれてしまうのでタイヤレバーなどをつかってゴリゴリと押しつけてください。

貼りついたらパッチの表面についている透明フィルムをはずします。

パッチのまわりに隙間がないかを確認!

しっかりと穴がふさげたか水につけて泡がでないかもチェックしてみてください。

問題なければチューブをタイヤの中に戻します。

戻すときは空気を入れる部分から先に戻して、タイヤをまわしながら円になるように入れていきます。

タイヤを外す時と逆の手順でタイヤレバーを使いタイヤをホイールにはめ込みます。

外す手順をさやっているのではめ込むのはさほど難しくありません。

最後にナットで閉めて、ブランシャーとトップナットをつけ、空気を入れたら修理完了!

初めてのパンク修理ですが、作業時間は30分ほど。

そのうち半分を作業を確認したり写真を撮ったりしていたので慣れれば10分ほどでできそうですね。

ちなみにパッチやゴムのりだけも購入できますよ!